元刑事が見た発達障害 真剣に共存を考える

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¥ 2,200 税込

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元刑事、社会の仕組みを語る。

「これだけは発達凸凹の人たち、

支援する人たちに覚えておいてほしい!」



司法の論理と特別支援教育が出会う一冊。





自由に生きていくためにこそ

社会のルールを知っておこう!







発達障害の人に何かを強制するのではなく、

むしろ、自由に生きてほしい。

それこそが発達への近道だから。

そういう思いからこの本は生まれました。

目次

まえがき

第一部 共存のためのルールを知る


第一章 警察と特別支援教育

元担当刑事が、支援の現場で仕事をしていると聞いて
おまわりさんにつかまらなければ、自由に生きていけるはず
正義の味方のはずなのに、なぜか嫌われるおまわりさん
警察は何を守っているか
被疑者とも「波長」を合わせる
行動の変化をもたらすまでのプロセス
刑事の経験が特別支援教育に活きるとき
「何をすればおまわりさんにつかまるか」を知っておこう
支援者たちは守られているか?
自由に生きる、とは発達障害の人にとっても大切なことである
「何をすればおまわりさんにつかまるか」は実はとてもわかりやすい
責任能力を判断するのは警察ではない
留置場の看守の経験が特別支援教育に活きている?
言うことを聞いてくれないときには
発達障害支援の人より人権が守られている看守というお仕事
元警察官だからこそ、体罰は論外だと考えている
元刑事として自傷・他害にどう対応しているか
体罰を用いないでどうするか?
まずは現場で抑える
パニックは「脳が傷つく」
「ケガせず、ケガさせず」の方法
言葉でのアプローチに際しては、相手の名誉感情に配慮する


第二章 なぜ職務質問されるのか?

発達障害者はおまわりさんから見て怪しい人に見えるのか?
職務質問でどこを見ているか?

第三章 犯罪になるときとならないときの違いを知っておこう

「犯罪だとは知らなかった」は許されるのか?
法律で定められていなければ、罰することはできない
個人が個人を罰することはできない
「わざとじゃなかった」ならおまわりさんにつかまらないのか
逮捕について

第四章 被害も加害も避けたい 性犯罪について

発達障害の人と性犯罪の関連は?
痴漢の冤罪リスクを防ぐには
女子の性被害
加害側に障害がある場合
セクハラと性犯罪
リベンジポルノ 素早い立法

第五章 他人の正義とどう折り合うか 名誉毀損・業務妨害

他人にも幸福を追求する権利がある
「言いがかり」も犯罪になりうる
「理解されない恨み」が犯行動機になっている?
名誉・信用は財産である

第六章 他人のものを盗んではいけない 窃盗について

なぜ他人のものを盗んではいけないか?
窃盗は犯罪の入り口?
どうやって「盗みをしてはいけない」と教えるか?

第二部 鬼手仏心の遵法教育


第七章 刑事として、支援者として、そして一人の人間として、凸凹のある人たちにどう接してきたか?

アンバランスな人たちとつきあってきた
権威は通じない
遵法教育の八割は
表現手段を持つ大切さ
正論は効かない?
遵法教育における家族の役割とは?
他人の気持ちになってみるちょっとした修行
鬼手仏心を使い分ける
身体と遵法教育のつながり
なぜ仏心が必要なのか?
エネルギー戦争

第八章 教育について 人は自由を好む生き物である

矯正を優先事項としない理由

第九章 ダメな自分を愛せるか

ダメな自分の発見
元刑事として皆さんへ