人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道

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発達障害は、心の障害ではありません。
神経発達の障害です。

ならば

神経を育て直すため
進化と発達のプロセスをたどるのが、発達の近道です。(この一行大きく)
情緒が安定します。
学習がはかどります。
社会性が伸びます。


心身に負担がかからない
誰でも無理なく取り組める発達援助法

=====


発達障害について、わかってきたことがたくさんあります。

発達障害者は発達する。
なぜ?
発達障害とは発達のヌケであり、ヌケならいつでも取り戻せるから。



発達障害は心の障害ではなく神経発達の障害である。
どういうこと?
発達障害は全身にかかわるということ。
そして中でも中枢神経は、頭蓋骨と背骨の中にあるということ。

そもそも神経が育つとはどういうプロセスを経るものなのか。
進化と発達の過程を見つめ直すと
そこには発達の近道へのヒントがたくさんありました。





こうやってわかった発達援助の方法は
心身に負担がかからないから、多くの人が取り組む気になります。
やってみて簡単だから、くじけずに続けられます。
それを、この本にまとめてみました。



「発達障害は一生治らないのでしょう、言葉では。言っても治せないことばかり、つまり無意識の領域の不具合が多いですからね。でも無意識の領域の不具合だからこそ、『言葉以前のアプローチ』なら治るかもしれません」 本書より。

人間脳の根っこを育てる
進化の過程をたどる発達の近道

まえがき

第一部 なぜ進化の過程をたどることが人間脳を育てるのか?

なぜ進化と発達の過程をたどる身体育てが必要なのか
進化と発達の過程をたどる身体育てが必要な四つの理由

進化と発達の過程をたどる身体育て
第一の目標 「やりたいことができる身体」を育てるため「動きの発達段階」を見極める。

 座位での運動を開発してみる
 自発性と主体性をもって身体を動かすことの必要性
 進化・発達の究極の目的とは?
 人間を人間たらしめる動きをやりきる
 思考を現実化できる身体を育てる
 身体育て=スポーツ ではない
 座位での動きをやりきる


進化と発達の過程をたどる身体育て
第二の目標  進化や発達の動きをたどることで、しっかりと使い切れる身体、充分に弛められる身体を育てる。これが「やりたいことができる身体」につながっていく。

進化と発達の過程をたどる身体育て
第三の目標 中枢神経を育て、意識運動(大脳皮質の働き)と無意識運動(原始反射等)の連携を促す。

 意識と無意識の連携
 無意識が働いているかどうかのアセスメント
 大人は意識→無意識へと学習している
 皮質下から育てる
 中枢神経の発達
 なぜ動きが中枢神経を育てるのか
「発達障害=中枢神経の障害」とはどういう意味か
 そもそも中枢神経とはどこにあるか
 言葉以前のアプローチ

進化と発達の過程をたどる身体育て
第四の目標 集団指導に役立て、社会生活へとつなげる。

 二者関係と三者関係

第二部に進む前に・・・

第二部 目指せ人間脳・実践編

進化の過程のどこからが人間か?

呼吸の問題

胎児のお仕事
 胎児のお仕事をたどる身体育て
 風船ワーク
 ローリングしてみよう

首座り
 首を育てるのは足脚

寝返り
 寝返りができるようになる意味

ずりばい 両生類・爬虫類の動き
 ずりばいと発達

はいはい お座り
 はいはいと発達
 お座りと発達

つかまり立ち 霊長類の動き
 人間になるワーク
 つかまり立ちの意味

二足歩行から社会生活へ――社会生活にエネルギーを回せる身体育て
 皮膚とノンバーバルなコミュニケーション
 親子でやってみる

あとがき
身体アプローチから言葉以前のアプローチへ  浅見淳子

こういう本を読んできました