自閉っ子と未来への希望
   ――一緒に仕事をしてわかった本当の可能性――
浅見淳子 著
 税込1,680円(本体1,600円)

――目次――
                       

● 第1章 偶然の出会い
    頑張り屋
    アスペルガーって何よ?
    ブームの小さな芽
    日本人著者たちとの出会い

● 第2章 自閉症理解への長い道

   身体編
    本人たちが気づいていない
    身体的特性に配慮できなかったがゆえの失敗
    コストパフォーマンス

   セルフ・エスティーム編
    ほめなきゃいけないの?
    仕事の場面で必要なのは等身大のセルフ・エスティーム
    いつでも本音
    ファンレターは読みたくない
    成功体験というストレス
    今のところの結論 自閉症の人のセルフ・エスティームについて
    セルフ・エスティームがまっとうな状態とは?
    一番不親切な対応は建前

   世界の切り取り方編
    学校との相性の悪さ
    三つのウソ
    学校で教えてほしいこと
    何が世界の理解を阻んでいるか 1 一対一対応
    何が世界の理解を阻んでいるか 2 見えないものは、ない
    何が世界の理解を阻んでいるか 3 平べったく見えている
    「平べったく見えている」と努力の仕方に学習が必要
    「苦手を克服せよ」のワナ
    浅見版三つ組みの障害
    必ずしも福祉の恩恵を受けられない人たちのために

● 第3章 自閉っ子についてわかってもらおう時代
    わかってもらうのは簡単じゃない
    セオリー・オブ・自閉っ子マインド
    「俺ルール」の誕生
    俺ルールって何?
    今だから言える目的
    「特別支援教育に何を求めますか?」
    「本場」(?)の特別支援教育

● 第4章 現場の人々との出会いが教えてくれたこと
    意外なリクエスト
    放し飼い希望の人とそうじゃない人
    わがままに見えるお願い
    凡人を目指す努力
    セレブ扱いはやめて
    定型発達者向けのマナーは邪魔になることも
    私という異物
    専門家、早く言え
    有害俺ルールについて語る
    支援の限界に気づく
    「学校」に理解してもらえたこと

● 第5章 わかってもらうことの限界
    高機能の人を障害者枠に
    特別支援教育に対する保護者の不満
    成人支援
    不毛な構図
    自閉症者相手に裁判をする
    自閉症者が裁判に巻き込まれないようにするためには
    想像力の障害への対処

● 第6章 発達障害は治らないんだろうか
    神田橋先生のお弟子さんから連絡が
    藤家さんが立ち直った理由
    「社会の理解には限界がある」という言葉の重み
    神田橋先生との初対面
    修行する少年
    神田橋先生の本が出た
    「治る」ことの光と闇
    脳みそをラクにする

● 第7章 新時代へ
    頑張れる子と頑張れない子の違い
    教師の専門性とは
    専門性のない先生とも修行はできる
    社会は怖い場所ではない
    人と人とのつながり
    希望を記録していく